初めてスタバに行ったとき、サイズ表記に戸惑ったことはありませんか？
べ、ベンティ？ えっ？ 何語？ 意味わからないからどうしよ…って経験も最初はあるかと思います。
すでに通っている人も、そういえばどのくらい入ってるんだろって細かいところまではあまり気にしたことがないのではないでしょうか。
そこで本日は、スタバ特有のサイズ表記についての解説やお得なサイズの検証、サイズに関する豆知識などを紹介していきます！
スターバックスのサイズは4種類！何語なの？読み方と容量を解説
普通サイズって聞くとS・M・Lなどを想像すると思います。
しかしスターバックスコーヒーでは個性的な名前で、基本的には「4サイズ」で展開されています。
その4つとは、量が少ない方から順に、
- ショート（Short）
- トール（Tall）
- グランデ（Grande）
- ベンティ（Venti）
となっています。
そもそもスタバ以外では聞かないであろう単語もありますが、それぞれの名前と、容量を見ていきましょう！
ショート（Short）240ml
※イメージがつきやすいように350ml缶を横に置いてみました。
まずは最も小さいサイズの「ショートサイズ」です。こちらは英語ですね。同じSですが、スモールではありません笑
内容量は240mlと決して少なくはありません。マクドナルドのSサイズが210mlというと想像がつきやすいでしょうか？
有名なエナジードリンクのレッドブルが250mlなので、そう考えると一番小さいサイズにしては入っている方かなという印象です。
とりあえず試しに飲んでみたい場合や、ちょっとした待ち時間にスタバに入りたい時、持ち歩きたい時にはコンパクトで軽いのでうってつけですね！
トール（Tall）350ml
2番目に小さいのが「トールサイズ」です。英語で高いなので、最も小さいショートと対比されていますね。しかし幅が広いだけで高さはショートとほぼ同じ、なんならショートの方が少し高い笑
このトールを標準サイズと考えてよさそうです。限定ドリンクがワンサイズで発売される時はたいていトールサイズになっています。
350mlということでこちらは想像がつきやすいかなと思います。いわゆる350mlの缶ジュースと同じですね！
あ、この缶のネクターを買いました笑
女性でも簡単に飲み切れるサイズなので、迷ったらトールサイズを選んでおきましょう！どんなシーンにもマッチしそうです。
グランデ（Grande）470ml
トールの次に多いのが「グランデサイズ」です！幅はトールより少しグランデってどういう意味？なんか凄そうだけど…という方へ。
Grandeはイタリア語で「大きい」という意味になります。感覚的にはLサイズと考えても良さそうですね！
そして内容量は470mlとなっており、500mlのペットボトルよりわずかに少ないくらいです。コーヒーにしろ、甘いフラペチーノにしろペットボトル1本分と考えたらけっこう多いのではないでしょうか。
疲れたし、暑いし、ちょっと多めに飲みたいなって時には良さそうですね！基本グランデを飲めば満足するかなと思います。
ベンティ（Venti）590ml
そして現在日本で販売されている最も大きなサイズが「ベンティサイズ」となっています。さすがにグランデより幅も高さもあります。
ベンティって聞いたことないですよね？笑 こちらもグランデ同様イタリア語です。意味は数字の「20」です。英語でいうtwentyですね。なぜ20なのかといいますと。内容量が20オンスなのです。オンスって単位は日本ではあまり馴染みがないですがアメリカではよく使われています。
1オンスで約29.57mlなので、20オンスだと約591.47mlとなります。そう、ベンティサイズの量がほぼ20オンスの590mlです！
身近にある飲み物だと増量タイプのペットボトルくらいあります笑
これコーヒーだと普通に多いし、フラペチーノだとしてもパフェ食べてるのと変わらないですね！スタバってちょっと贅沢なイメージがありますが、そう考えるとそこまで高くないのかなと思ってしまったりしますね笑
夏の暑い時にガッツリ冷たいものを補給したい時や、長時間集中して課題に取り組みたい時にはいいお供になりそうです。
以上が日本で展開されている4サイズです！
アメリカではサイズが違う？トレンタ（Trenta）916mlに挑戦！
本場アメリカでは、ベンティを超えるトレンタというサイズが存在します。
意味はイタリア語で「30」です。ベンティが20でしたね。しかし内容量は916ml、31オンスです。
日本では入ってきてませんが、アメリカ人が山盛りのポテトを食べている姿を想像すればそこまで違和感ないのかなと。自由の国アメリカです。
ぜひアメリカで見つけたらチャレンジしてみてください！画像お待ちしております笑
どのサイズがお得？値段と容量を徹底比較！
では実際に注文するとしたら、そのサイズが最もお得なのかというところを検証していきます。
単純に値段と量を比較して計算していきますね！
コスパだけならベンティ（Venti）がお得
まず結論から出すと、一番大きなベンティがお得です。基本的にスターバックスではワンサイズ上がるごとに40円(税込で44円)上がります。
たった44円です！！笑笑
最もオーソドックスなドリップコーヒーでいうと、
- ショート(240ml)：¥319
- トール(350ml)：¥363
- グランデ(470ml)：¥407
- ベンティ(590ml)：¥451
このような値段設定で、ワンサイズ上がると44円高くなっていきます。
これを100mlずつの値段で計算すると、
- ショート100mlあたり：約¥133
- トール100mlあたり：約¥104
- グランデ100mlあたり：約¥87
- ベンティ100mlあたり：約¥76
このようにサイズが大きくなるごとに、一気に100mlあたりの値段が安くなっていきます。
つまり単純にコスパを求めるのであれば、なるべく大きなサイズを注文した方がお得ということになりますね！
ワンモアコーヒー（One More Coffee）はどのサイズでも同じ値段
スターバックスコーヒーでは、ワンモアコーヒーというシステムがあります。
ドリップコーヒーかカフェミストを注文すると、レシートを持っていけばその日に限りドリップコーヒーは150円(税別)、カフェミストは200円(税別)で注文できるのですがこちらは同サイズ以下となります。ショートでもベンティでも同じ価格なので、そういった意味でもサイズが大きい方がお得ですね。
今日は1日頑張るぞーって決めた日は朝スタバに行き、その時のレシートを持ってまた午後に行くのもいいかもしれませんね！
Web登録済みのスターバックスカードなら100円（税別）で利用可能
これはちょっとした小ネタですが、ワンモアコーヒーをする際にWeb登録済みのスターバックスカードを使えばさらに50円引きになります。
ドリップコーヒーは100円(税別)、カフェミストは150円(税別)になるのでぜひWEB登録しておきましょう。
期間限定フラペチーノはトール（Tall）での1サイズ展開がほとんど
日本では4サイズの展開とお伝えしましたが、全ての商品が4サイズ揃っているとは限りません。
よく話題になる期間限定のフラペチーノは上述した通りだいたいトールサイズのみの展開だったりします。
フラペチーノがトールサイズ以上しか値段の表記をしていないこともあったりしますが、ショートでもできたりするので気になったら店員さんに聞いてみましょう。
エスプレッソのみサイズ展開が違うので要注意！
以上は通常のドリンクのサイズについてです。
当然エスプレッソはサイズ展開が違うのでそちらもご紹介します。
ソロ（Solo）30mlとドピオ（Doppio）60mlの2サイズ展開
エスプレッソはソロが30ml、ドピオが60mlです。
ソロはわかると思いますが、ドピオ（Doppio）はイタリア語なのですが英語でいうダブルです。
まあエスプレッソで500mlとか飲んだらヤバいことになりそう笑
スタバのおすすめサイズをタイプ別に紹介
コスパがいいのはベンティとお伝えしましたが、もちろんいつもベンティというわけにはいきませんよね笑
ということで筆者が使い分けるケース別のサイズをお伝えいたします。
店内でゆっくりしたいならベンティ（Venti）がおすすめ
とにかく長時間居座りたい時ってありますよね笑
そんな時はベンティ一択になると思います！友人とゆっくりお話ししたい時や、マックブックを広げてカタカタしたい時、はたまた家ではやりにくいから勉強しにくることだってあると思います。
すぐ飲み終わっちゃったら出なきゃいけない気もしますしね笑 なるべく大きいのを注文してゆっくりしましょう(混んでる時は2時間制の店舗もあったりします)
長時間勉強や読書をするなら甘くないドリンクがベスト
これは筆者の受験生の時の経験ですが、よくスターバックスで受験勉強に取り組んでいました。大学合格のために培った知識の多くをスタバ店内で吸収しました！(※その節はよく頑張ってくださいって言ってくれた店員さんありがとう)
そんな時は、サイズをベンティにするだけでなく、なるべく甘くないドリンクにすることをおすすめします。フラペチーノなんかは溶けてきたらせっかくの味が台無しになってしまいますし、冷たいうちに飲まないともったいないですよね！？
そして糖分が入っていると喉が渇いてすぐに飲み切ってしまうと思うので、シンプルにドリップコーヒーとかにして、ワンモアコーヒーで集中し続けるというのはアリですね！カフェは決して静かではないので、本番と似たような環境で取り組めるのでおすすめですよ！
飲み歩き、持ち運びならショートやトールがおすすめ
会社のお昼休みや、ちょっと人や電車を待つ時なんかは小さい方がいいですね！
特に手に持って歩くのであれば、ショートの方が断然便利です。ここで大きいサイズにしてしまうと重いし飲み切るのが大変だったりします。
どんなケースであれ、注文の際にギリギリまで迷ったらとりあえずトールにしておきましょう！笑
まとめ：スタバのサイズを理解して、ドヤ顔で注文しよう
いかがでしたでしょうか？
今回はスタバのサイズについて解説してきました。またお得なサイズも紹介したので、ぜひ大きいサイズにトライしてみましょう。自撮りすればきっと自分を小さく見せる魔法もかけてくれます笑
あまりにドヤ顔で注文して冷めて目で見られないようにだけ気をつけてください笑
冷めてもおいしいのはコーヒーだけですよ。